絶対様
「それでね、その都市伝説のサイトに書かれていたのはね」


学校へ向かっている途中、どこからかそんな声が聞こえてきてあたしは足を止めた。


しかし、沢山いる学生の中で誰が会話しているのかわからない。


「ナナちゃんどうしたの?」


一緒に登校していた子が、突然立ち止まったあたしに不思議そうな顔で聞いてくる。


「ううん、なんでもない」


きっと気のせいだ。


そう思って再び歩き出したときだった。


「絶対様」


その単語が聞こえてきてあたしは勢いよく振り向いた。


今聞こえたのは聞き間違いなんかじゃない。


間違いなく、聞こえてきた。


「ナナちゃん?」


友人の呼びかけも聞こえてこなかった。


あたしは必死に声の主を探す。


しかしそこには沢山の学生たちで溢れていて、誰の言葉がわからなかったのだった……。



END
< 155 / 155 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:44

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

13日の日直当番

総文字数/35,426

ホラー・オカルト130ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
13日の日直当番にはなぜ大人には秘密の守り事があるのだろう…
怪異ハンター

総文字数/72,587

ホラー・オカルト262ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「怪異ハンター」 僕らは僕らの弟を探すために 怪異ハンターになった
#自殺志願者募集

総文字数/77,454

ホラー・オカルト290ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
#自殺志願者募集 私と一緒に死にたい子 集まれ!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop