SNSストーカー
そんなの、気がつくわけがない。


仮に男が正しくても、あたしは絶対に肯定しない!!


「ああああああああ!!」


男と距離を縮めた瞬間、あたしはもう片方の手でズボンの後ろのポケットからスタンガンを取り出していた。


裕也が護身用にと用意してくれたものだった。


男が一瞬ひるんだ。


電圧は最大にしてある。


あたしは男の手をきつく握り締めて逃げられないようにつなぎとめた。


そしてスタンガンを男の腕に押し当てたのだ。


バチバチバチッ! と強力な音がリビングに響き渡り、男が悲鳴を上げて膝をつく。


横倒しになった男に馬乗りになり、更にスタンガンを押し付けた。


男がビクビクと痙攣し、そのまま意識を失ってしまった。


あたしはスタンガンを投げ出すと、窓から外へと逃げ出した。


同時に昨日見た警察官が家の前でパトカーを停車させるのを見た。


「助けて!!」


あたしはようやく、声を振り絞って助けを呼ぶことができたのだった。
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