狂ったのは?
 私がしっかりと頷くと、ハヤテさんはふふっと笑い、奥の桜へと歩み出した。
 ハヤテさんが気を遣ってくれたおかげで難なく例の桜へ着くことが出来た。私は改めてこの光景に感動する。

「桜の根元で休みましょうか。足元に気をつけてください」
「はい、分かりました」

 ハヤテさんの案内で私は木の根に腰を下ろす。その隣にハヤテさんも座り、2人で上に咲き誇る桜を眺める。
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