🏗木村真琴建設会社🏗

『―――っ・・・何よ・・・合田木実と別れれば・・・私が・・・彼女になってあげる・・・キスしたでしょう？いいじゃない・・・』

木村真琴はドキリとしてしまい、手を頬に添えてみた。それから、木村はゆっくりと近づけると、キスしようとした。その時、グッと何かに押さえつけられると、二人ははっと我に返った。

そこには、あの人事部長の山崎和義がおり、怖い顔で睨んでくる。睨んでくるし、暴力をしようとした。彼女は思わず『やめて・・・』と言ってしまった。鈴鹿亜美は怒っており、『貴方が・・・そんな人だとは・・・思っていなかった・・・』と言ってきた。

『なんだ・・・なんだ・・・お前は・・・俺の彼女だと言っただろう・・・なんで・・・逃げるんだ・・・困るだろうが・・・木村にだって・・・怒っていただろうが・・・何故・・・木村になるんだ・・・？』

『なんでって・・・好きじゃない・・・どうして・・・貴方を好きになれるの？』

『―――お前・・・許さない・・・馬鹿野郎・・・お前を・・・諦めて・・・たまるか？』

それから、義和は木村に一発殴ろうとした。そこに合田木実が現れると、亜美は『何をやっているの？酷いのは・・・貴方よ・・・出ていきなさい・・・』と言ってきた。それから、合田木実は唖然としていた。


『―――ひ・・・酷いのは・・・どっち？騙していたの？私達の事・・・そんな人・・・いらない・・・このお馬鹿・・・貴方が言ったのよ・・・付き合えばいいのに・・・なのに・・・』


―――なのに・・・