むすんで、ひらいて、恋をして
「私は、入学早々、よくあることなんですけど、虫けらみたいに扱われまして。まあ、新生活の儀式の一つだと思って、気にもしてなかったんですが。


王女に全肯定されたことでわりと救われたというか。それから、かなり推してます。はい、ごめんなさい」



……なんのことだろう?



首をかしげてキョトンとしていると。



「あ、それって、入学式の朝のこと?」



なにかを察したあゆみちゃんに、蕪村さんがうなずいている。



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