君とわたしの物語〜絶対関わりたくなかった君との恋物語〜
出会い

高校に入学して1週間。
無事に友達もできて、楽しい日々になりそうな予感。

ウェーブのかかった長い栗色の髪。
スカートは膝上15センチ。
お化粧は雑誌で勉強したら、バッチリ。

-杉元 実桜 スギモト ミオ-

見た目は派手だと言われるけど、中身は真面目。
それが私。


「実桜〜。途中まで一緒に帰ろ〜。」

入学してすぐにできた友達。
-相原 静菜-

誰とでも、すぐ仲良くなれるような
明るい性格。

「あ、シズナ。うん、帰ろ〜。」

「明日、校庭掃除だって言ってたね〜。
だるー。あたし、サボっちゃおっかな。」  

シズナは、めんどくさーい、と口を尖らせた。

「あはは。日焼けしちゃうしねぇ。
 日焼け対策万全で行かなきゃ。」

私がそう言うと、
シズナは日焼け止め買いに行こう!と
スマホのマップでドラッグストアを検索しだした。

無事に日焼け止めを購入した私たちは
また明日ね〜とそれぞれ帰路についた。

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