LOVEPAIN⑦シリーズ全完結しました
「分かった。
部屋は別々でいいけど、寝る時以外はリビングで一緒に居て」
「ああ。タバコ吸う時は、自分の部屋行くけどよ」
なるほど。
タバコも、部屋を分けた理由か。
「篤、誕生日いつ?」
「なんだ?唐突に?」
前から訊こう訊こうと思っていて、今、思い出した。
もしかしたら、凄い前に訊いた事とかあるかもしれないけど、覚えてない。
「特に理由はない」
「5月8日」
「5月8日かぁ…」
約、2ヶ月後。
ちょうど、いいかも。
「その日はどう?」
「どう、ってなにがだ?」
篤は鈍いのか、本気で分かってないよう。
「篤の誕生日に、しようよ」
「しよう、って…」
篤は意味が分かったのか、
その顔が紅くなって行く。
「じゃあ、荷解きしよう。
花子のトイレとかも出してあげないとだし」
「ああ…」
赤い顔のままの篤に、私からそっとキスをした。
「篤、幸せになろうね」
「当たり前だ」
そう言って、私をギュッと抱き締めてくれる。
相変わらず、その力はとても強くて、痛いくらいで。
本当に、幸せだと私に思わせてくれる。
部屋は別々でいいけど、寝る時以外はリビングで一緒に居て」
「ああ。タバコ吸う時は、自分の部屋行くけどよ」
なるほど。
タバコも、部屋を分けた理由か。
「篤、誕生日いつ?」
「なんだ?唐突に?」
前から訊こう訊こうと思っていて、今、思い出した。
もしかしたら、凄い前に訊いた事とかあるかもしれないけど、覚えてない。
「特に理由はない」
「5月8日」
「5月8日かぁ…」
約、2ヶ月後。
ちょうど、いいかも。
「その日はどう?」
「どう、ってなにがだ?」
篤は鈍いのか、本気で分かってないよう。
「篤の誕生日に、しようよ」
「しよう、って…」
篤は意味が分かったのか、
その顔が紅くなって行く。
「じゃあ、荷解きしよう。
花子のトイレとかも出してあげないとだし」
「ああ…」
赤い顔のままの篤に、私からそっとキスをした。
「篤、幸せになろうね」
「当たり前だ」
そう言って、私をギュッと抱き締めてくれる。
相変わらず、その力はとても強くて、痛いくらいで。
本当に、幸せだと私に思わせてくれる。