意地悪な部長と私
「うーん、そうだなぁ」

と、考え込む真田さん。


そんな時、鬼の声が聞こえてきた。

「真田と相原、無駄話はするな。相原は、他にすることあるだろ!他の奴らより仕事できねぇんだから、さっさと黙ってやれ」


ひいいいいい!怒ってるよ…


「は、はい!すみませんでした」

怖がる私とは違って、真田さんは「はいはい」と軽く足らっていた。

さすが、同級生!


びくともしない真田さんを見て、凄いなーっていつも思う。

「相原ちゃん、今日18時に会社出てね!」

とだけ言って、どこかへ行ってしまった真田さんであった。


きっと、美味しい所を予約してくれるのかな?

真田さんはすっごく紳士。

その点、部長は…ドS?ってか、超絶鬼!


なのに何故か、モテる部長。

不思議に思います。
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