地味同盟〜地味男はイケメン元総長〜
「それは弟がよく汚すから持ち歩くのがクセになってるだけで……」
照れくさかったのか慌てて言い訳の様なことを言うさくらちゃん。
「とにかく、さくらは本当はガッツリ花田の好みなんだから、もっと知ってもらう事が大事よね」
と美智留ちゃんがまとめると、沙良ちゃんが「具体的には? 何か案があるの?」と聞いた。
「テストが終われば六月の校外学習に向けて本格的に準備するでしょう? 校外学習二日目の自由行動の時に、さくらの良さを発揮できる場所も行けるように出来たらいいかと思って」
「おお」
感嘆するあたし。
そういう方向で攻めるんだ。
「で、その場所にどこが一番いいか相談したいなと思って」
「そうか……。面倒見が良いのを知ってもらえる場所……」
うーんと皆で考え込む。
でも行くところは分かっていても、そこにどんな場所があるのかは資料もないので分からない。
照れくさかったのか慌てて言い訳の様なことを言うさくらちゃん。
「とにかく、さくらは本当はガッツリ花田の好みなんだから、もっと知ってもらう事が大事よね」
と美智留ちゃんがまとめると、沙良ちゃんが「具体的には? 何か案があるの?」と聞いた。
「テストが終われば六月の校外学習に向けて本格的に準備するでしょう? 校外学習二日目の自由行動の時に、さくらの良さを発揮できる場所も行けるように出来たらいいかと思って」
「おお」
感嘆するあたし。
そういう方向で攻めるんだ。
「で、その場所にどこが一番いいか相談したいなと思って」
「そうか……。面倒見が良いのを知ってもらえる場所……」
うーんと皆で考え込む。
でも行くところは分かっていても、そこにどんな場所があるのかは資料もないので分からない。