碧天の下で、純白の球、夏に泣く。


「そ、それより!ご飯一緒に食べようよ!」

「うん、もちろん。
ごめんだけど少し待ってて。準備して来る。」

「分かった、ここで待っておくね!」


彼女のためにも急いで弁当袋を取りに行く。

すると、





__________バタン!!

「キャァ!」
「え、どうしたの!?」
「大丈夫!?」







何かが強く地面に当たった音がした。

反射的に振り向くと、


「か、風早さん!!」



さっきまで話していた風早さんが、
真っ青な顔をして倒れていた。




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