碧天の下で、純白の球、夏に泣く。


それにその日は、
日向くんの中学校最後の野球の試合‥。
全国野球大会の準決勝の前日。



ショックを受けた日向くんは、
野球を辞めるつもりだった、ってことも。





「‥私、付き合った時から、
この病気持ってること言ってたよね。」

「‥うん。」



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