【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
◇4◇ *SIDEレナ* 不思議な彼氏。

◇4◇ *SIDEレナ* 不思議な彼氏。




初めての恋の仕方。 初めての彼氏。 恋愛とは? そういった類のコラムを読み始めたのは海と付き合い始めてからだ。

恋愛のあれこれ。 恥ずかしい話私は何も知らない。漫画や恋愛小説で何度も読んできたって、空想の中と現実に起こる出来事は違うものだ。

つまり、答えはない。 理数系のはっきりと明確な答えが出る問題は得意だったけれど、自分のセンスが問われる解答を求められる問題は苦手だ。


26歳にして初彼氏。 しかも年下。 ’とりあえず付き合ってみる’そういった答えをまさか私が選ぶなんて。

いや、これは言い訳なのか。 私は海と過ごす時間の中で、経験のした事のなかった楽しさや胸の高鳴りを知ってしまった。

だからこそ彼と付き合おうと思ったのだ。 間違いなくそこには好意があった。 自分で自分の気持ちの変化が信じられない。

そして私が一番初めに彼氏が出来たと報告したのは、妹のルナであった。  秘密にしておくつもりだった。それこそ白鳥翔に何を言われるか分かったもんじゃない。

しかし海が北斗に報告をしたので、北斗からルナへと話がいったのだ。 ちなみに北斗は私と海が付き合いだした事を心から喜んでくれた。 ちょっと複雑だ。
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