【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング

二年前、ルナの大きな覚悟を知って私自身もこのままでいてはいけないと幼い頃から抱き続けた気持ちを北斗へ告白した。

結果見事に玉砕。数十年に及ぶ片思いにけじめをつける事になる。

「レナの事をそういう風に見たことはない」 北斗は優し気な顔を少しだけ歪めながらそう言って私を見事に振った。

同じ両親から生まれ同じ環境で育ってきた私とルナ。 何が二人をそんなに分けたというのか。

大人しくて可憐な妹。 頼りなくって放っておけない。 大切で仕方がなかったのにいつからかルナに劣等感ばかり抱き、嫉妬している自分がいた。


そんな醜い感情は認めたくなかった。

昔からルナより勉強もスポーツも出来た。 美人姉妹と呼ばれていたが自分の方がずっと社交的で仕事も出来る。

そんな下らない事で自分とルナを比べ、心のどこかで何も出来ない妹を下に見ていた。

けれどルナが頑張り屋でいつも一生懸命な所を見ている人は見ている。 北斗もそれを知っていてルナを好きになったのだろう。

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