極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました
キッチンからいい匂いが漂ってきてから十分後、翔に呼ばれてダイニングテーブルへ行くと器に盛られたチャーハンがあった。黄色い玉子と小口ねぎの緑が鮮やかな彩りだ。
「すごくおいしそう」
思わず目を輝かせたら、翔が「そうだろう?」と自信ありげに胸を張る。エプロン姿が妙に様になっていた。
「オイマヨチャーハン。ちなみにほんとにおいしい」
よほど腕に覚えがあるらしい。自分からハードルを上げてきた。
翔に促されて座り、彼は向かいの椅子に腰を下ろした。
「どうぞ」
勧められ「いただきます」とレンゲを持ち、すぐさま頬張る。空腹のため、ちょっとがっついてしまった。
「――んっ、おいしい!」
「言った通りだろう」