販売員だって恋します
大藤がため息混じりに、そう呟きながら、由佳の顎の下を撫でる。
口調のわりにその手つきは優しい。
「恥ずかしい……。」
指で顔を持ち上げられて、由佳は大藤と目線を合わせた。
つい、見蕩れてしまう。
大藤の顔が好きなのだ。
「由佳……俺のが恥ずかしいです。どう考えても翔馬さんの方が綺麗ですからね。」
「でも、私には久信さんはとても綺麗と感じます。」
「本当に、あなたは……。」
由佳の頬を撫でていた、大藤の指が、そのままするりと首に動く。
ゆっくり、首から肩……そして胸へと手が降りていって、ぴくっと由佳は身体を竦ませた。
「するの……?」
「しますよ。安心して?出勤時間までには終わらせてあげるから。」
──それって何の宣言なのー?!
口調のわりにその手つきは優しい。
「恥ずかしい……。」
指で顔を持ち上げられて、由佳は大藤と目線を合わせた。
つい、見蕩れてしまう。
大藤の顔が好きなのだ。
「由佳……俺のが恥ずかしいです。どう考えても翔馬さんの方が綺麗ですからね。」
「でも、私には久信さんはとても綺麗と感じます。」
「本当に、あなたは……。」
由佳の頬を撫でていた、大藤の指が、そのままするりと首に動く。
ゆっくり、首から肩……そして胸へと手が降りていって、ぴくっと由佳は身体を竦ませた。
「するの……?」
「しますよ。安心して?出勤時間までには終わらせてあげるから。」
──それって何の宣言なのー?!