先生が好きです、好きでした◆おまけのお話追加しました◆
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梶先生に想いを秘めたまま、私は看護学校で学生生活を過ごしている。女子が多く、高校からの延長みたいな女子校のノリで過ごすことができて性に合っている気がする。

だけど一つだけ違うことがある。

クラスで唯一の男子である須田悠人くん。彼と私とは出席番号が隣で、実習中はペアになることが多くなった。男子と絡むことが久しぶりすぎてどうしようかと思ったけど、須田くんは結構上手くクラスに馴染んでいて、彼の人柄だろうか、私もすんなり仲良くなった。

須田くんはよく私をご飯に誘ってくれる。他の友達曰く、須田くんは私に気があるんじゃないかと勘ぐるが、当の私は興味がない。

だって私はまだ梶先生のことが好きだから。
他の男性に目がいくわけがないでしょう。
早く看護師の資格を取って就職して、梶先生に会いに行くんだから。

「よーし、頑張るぞ!」

明日から始まる病院実習に、私は気合いを入れた。
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