ワーホリで本当の恋を見つけてしまいました。
その頃ハルオミもミクに会いたいと毎日考えていたが仕事が立て込み、帰るのもかなり遅かった。

学生のミクをずっとバーで待たせておくのもどうかと思ったし、ホストファミリーの家までは離れているのでまた夜出てきて、とも言えずヤキモキしていた。

早く誘わないとあの男に狙われているのではないか。
そう考えたらそればかりが浮かび頭から離れない。

用事がないのにミクに連絡するのは躊躇ってしまう。
いや、後悔しないよう行動しようと思ったではないか。
ミクのそばにいたい、自分の気持ちに正直でありたい。

俺はミクに「会いたい」とだけLINEした。
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