ワーホリで本当の恋を見つけてしまいました。

君とともに

「ミク、俺ミクが好きなんだ。会って間もないのはわかっているがミクに惹かれてる。泣いてる情けない姿を2度も見せてしまったがミクに励まされた。これからはミクと笑っていたいと思った。ミクと共に歩きたいと思った。ミクを支えたいと思った。」

「ハルオミ…?」

「ミクはこんな俺はダメかな?」

「ダメじゃない、ダメじゃないよ。情けなくなんてないよ。感情豊かで素晴らしいと思う。」

「ミク、俺を受け入れてくれないか?」

「ハルオミはこう言うこと慣れてるよね?いつでもスマートで小まめな気遣いが出来て…。私はここ数年ずっとこういうことから遠ざかってるの。だから気軽に恋を始められない。」

「慣れてなんかない。いつだってドキドキしてる。今だってそうだ。ミクに受け入れてもらえなかったら、と思うと怖くて仕方ない。でも今言わないと後悔する。」

「私は小心者で、やっとの思いでここに来たの。しかも逃げるように仕事も辞めてきた。何もかも東京に置いてきたの。ハルオミのことは気になってるけど恋なのか正直分からない。でもね、この前「会いたい」ってLINEをもらって嬉しかったの。」

「俺は毎日会いたかった。毎日ミクのことを考えてたよ。」

「私も毎日ハルオミのこと考えてた。何度もホテルの前を通り過ぎて、一目会えないかなって思ってた。それって恋なのかなって思う自分もいるけど、海外にいてこの環境に気持ちが昂ってるのかなと思う自分もいるの。」

「ミクの正直な気持ちを聞けて嬉しいよ。ミクのその気持ちを恋にして欲しい。俺と恋して欲しい。」

ハルオミの真剣な表情で見つめられ私は何も考えられなくなってきた。
ハルオミの気持ちが正直とても嬉しい。
ハルオミの優しさに触れてしまった私はもう後戻りできないのではないか、と思う。

感情が昂り私の目から涙が落ちてきた。
何も言えず涙を流す私を見てハルオミはオロオロしている。
私は思いっきりハルオミに抱きついた。
< 36 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop