★完★ヤンキー彼氏と×イチ子持ち
「あなたの真剣な気持ち聞けてよかったわ。」



と、急に肩の力を落とした母。



私は???って感じで母を見つめて。



「お母さんね、彼が明希を真剣に思っているのか知りたかったの。慶の事もちゃんと任せられるか知りたかったの。」



「慶は明希の子…つまり俺の子でもあります。だからちゃんと見るつもりです。」



私、今度は嬉し泣き。



「籍や結婚は彼がちゃんと説得してくれるまで、待てるわね…明希。」


「私…頑張る。」


ポタポタ涙が落ちた。



パパは母親が居るのにも関わらず、私の頭を撫でてくれていた。



「俺…結婚出来るように頑張ります。だから、俺らを見守って下さい。」



と母親にお願いして、軽く私達は頭を下げた。



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