幼なじみだけどそうじゃない・・・!!
じわじわと顔が赤くなっていくのがわかる。


「それで、好きだと・・・・自覚、しまし、た・・・・・」


最後の方は掠れて上手く声が出なかった。

それでもゆめちゃんは勢いよく私に抱きついてきた。

勢いに押されそのまま倒れる。


「うわぁやったじゃん一華ちゃん!」
「やっぱそうなったかー」
「うぅ・・・・・」


狼狽えている私に飛奈ちゃんがニマニマしながらメロンソーダを差し出した。


「ほら今日は飲むぞ」
「いや私炭酸飲めないから・・・」
「ハッ、知ってる」


ケタケタ笑いながらそのメロンソーダを飲み出した。

これでも祝福してくれているんだろうか。

それから持ってきたお菓子を開けて簡易女子会が始まる。

しばらく飲んで食べた後、話題が元に戻ってきた。


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