美しい夢を君とⅡ
美夢side
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目を開けるとまたあの部屋にいた




あれ、さっき玲夜が助けに来てくれてそれでどうなったんだっけ?






起き上がると服が乱れていることに気づいた





そっか、私あの男に、、、





ん?この血は何?





床を見ると血の線が出来ている




まるで引きずったかのような






ガチャ





「お、タイミングいいね、今邪魔者は排除したからね。さ、続きしよっか」





そう言って近寄ってくるやつ




「来ないで」




「冷たいなぁ。さっきはあんなに気持ちよさそうだったのに」





違うあんなの気持ちよくなんてない





思い出しただけで吐き気がする





「じゃあ、いいもの見せてあげるよ。こっちきなよ」





そう言って歩く男に着いて行く






私のいた部屋の隣




そこに入るやつ




入った瞬間独特なにおいがした





なにこれ?血のにおい?





真っ暗で何も見えない





「あ、見えないよね。ごめんごめん電気つけるね」





そう言って電気が着いた瞬間目を疑った









そこに居たのは玲夜、結華、稜、陸、香純





だけど全員倒れていて意識がない





1番近くにいる玲夜に話しかける




「玲夜?起きて。ねぇ玲夜!」



うつ伏せになっていた玲夜を仰向けにした瞬間思わず離れてしまった






玲夜のお腹に刺さる包丁





そして結華たちの方を見ると全員刺されていた








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