誰を?何を?見ているの?

☆☆買い取り

*️⃣株式とか、まったく無知です。
お話しの流れで記載しています。
申し訳ありません。Mamo*️⃣



翌日、風間グループは、
大変な事になっていた。

海外からの株の買い占めがあり
風間の全社とも
海外の会社が経営者となった。

夜中に動いたのか
ほんの短時間で。

各会社へ
海外の経営者達が次々に
プライベートジェット等で見えて
日本の現代表達と話が行われる。

何が起こっているのか
わからない現社長達は
いきりたっていたが
総帥が現れて
「言われた通りにせい。」
と、言うと、皆一斉にだまった。

向こうは、弁護士から通訳までを
連れてきて事を運んでいる。
手際が良い。

こちらの顧問弁護士に書類を見せても
完璧だと言われた。

「良い、買い物が出来ました。
優良企業で良かった。」
と、新たな経営者達は言った。

それから、総帥・忠臣に向けて
「従業員は、そのまま雇います。
現社長は、代理とします。
もし、不満でしたら
辞めて頂いて構いません。」
と、言う。

忠臣は、
「ありがたい。
宜しくお願い致します。」
と、頭を下げた。

「「「「「「「「総帥」」」」」」」」

「皆、すまん。
だが、お客様に迷惑は、
かけれない、頼む。」
と、現社長達にも頭を下げる。

そんな総帥を皆
苦しく辛そうに·····見つめる。


その後に、
5、6人を連れた方が
「私は、風間建設を買いました。」
と、言い
「別室にてお話しがあります。
至急、現社長達を呼んで下さい。」
と、言われ
阿川が至急連絡を取る。

その間に他のグループ会社は、
具体的な話しを経営者達と行う。

遅れてきた哲と薫は、
総帥と共に会議室へと入る。
「どういう事ですか?」
と、総帥に問う哲。

だが、海外の経営者から
「あなた方は、
怒らせては行けない人を
怒らせてしまいました。

皆、彼女の一声で動いています。
彼女、百合を裏切る人間は
この中にはいません。
フランス、イギリス、イタリア、
ドイツ、ロシア、中国、スペイン
他の国にも百合の為なら
簡単に動く企業経営者は沢山います。
百合は、国王にも顔が利きますから。

皆、百合の役に立てて喜んでいますよ。
と、少し詳しく話し過ぎましたね。

それで、風間建設の経営はこちらで
行います。
他のグループ会社と違い
あなた方、二人は不要です。
それだけの事を行ったと言うことです。
速やかに社長室、副社長室を
片付けて出ていきなさい。以上。」
と、言うと代表の方は会議室を
出ていかれた。

総帥は、目をつぶり
哲は、頭を垂れ
薫は、苦渋の顔をしている。
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