彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
みくると結ばれて
幸せ満開な俺のパステル脳にも、
一つだけ
真っ黒いシミがこびりついていて
そのシミを削り落としたくて、
俺は、ずっと気になっていたことを、
みくるにぶつけた。
「みくるってさ、本当に電車の中で
『イチゴ大好き』って、言ってない?」
「だから、私は
そんなこと言いませんから!」
みくるはそう言って
プクっと、頬を膨らめたけど。
あれは、絶対にみくるだったよな?
髪、赤茶だし。
ウエーブかかってたし。
目尻にほくろがあって。
唇も、プクっとしてて。
それに……