彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
「そっか、そっか」と
綺月は一人で納得している。
でも、綺月の言葉を理解するのに
俺には多少の時間がかかって……
首を右に左に傾けながら
自問自答すること1分後。
――俺は、人間とは別物だから
みくるに惹かれたのか。
3つも年下の高校生の言葉に
やけに深く、納得をしてしまった。
「でも氷牙、気をつけろよ」
高校生とは思えない大人びた目が
俺の心に訴えかけるように
突き刺さってきて。
「何のことだよ?」
俺は疑問を吐き出したまま、
綺月の目を、逸らすことができない。