【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
経営が厳しくなり、パン作りも簡単には出来ない状況にいた。



なんとか集まった材料でパンを焼き、パーニス以外の国や町に売りに行き、少しずつまた経営を立て直した。



立て直した事で評判もよくなり、パーニスからも時々お客さんがまた、来るようになった。




「最近になってようやく安定した生活が出来るようになったんだ」



「お父様...。お母様との約束を守る為に長い間、頑張っていたんですね」




「あぁ」




気づいたら涙が溢れていたアルマ。




母、エレノアとの約束を果たす為に父、ライアンが長年の努力がアルマの胸の奥に届いた。




「おし。アルマ、明日一緒にステラに帰ろう。オリバー様とベラ様にお礼を言わなきゃな。アレク。留守の間、店を頼んだぞ!」



「おう。せっかくなんだからゆっくりしてこいよ」












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