どうすれば良いの?
海斗
「凌、今日のモニカの件から聞かせてよ。」


「うん。結論はモニカの勘違い。
モニカが小さい頃、家族で札幌へ旅行した時、
車に轢かれそうになったのを助けたのが
俺とそっくりな男の子だったらしくて、運命の相手だと思ったのか俺の情報を知りたかったみたい。

でもさ〜! もしかしてと思ったから兄貴に電話して聞いたらさ〜
その助けたのが兄貴だったんだよ!」

花音
「大河兄ちゃんが! こんな偶然があるんだね!」


「マジで鳥肌立ったわ〜!」

海斗
「でもさ、大河さんは恋人いたよなぁ〜」


「ああ。秋に結納するから、札幌に来いよって言われたよ〜」

花音
「大河兄ちゃんが 結婚かぁ〜」


「お前らと同じ頃かもな! 秋に結納して春に結婚式だぞ!」

海斗
「マジか〜! 花音! 
俺らも負けてられないから、俺の休暇の夏に結納するか?」

花音
「ハハハ! 勝ち負けじゃあないじゃあない?
でも海斗の仕事の都合もあるから、両家の両親とも良く話し合おう?」

海斗
「おう! ホテルに戻ったら両親に電話するぞ」


「ハハハ! みんなが幸せになるから嬉しいな! 莉子! 俺たちも頑張ろうな〜」

莉子
「そうだね! ふふふ。」
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