どうすれば良いの?

「いらしゃい。急ぎの電話しててすみません。お、父さんが壮ちゃん抱っこしてるの? 泣かなかった?」

幹夫
「泣かなかったんだわ〜。嬉しいわ」


「いっつも、小さな子に泣かれてるもんな!ハハハ! 壮ちゃんは大物になるなぁ!」

幹夫
「赤ちゃんがいる生活は楽しいだろ?ケイ?」

圭子
「うん。毎日楽しいし癒されるよ!
お兄ちゃん達も もう少しじゃあない?」

光子
「花音は、仕事、仕事って言ってるわ!」

圭子
「花音ちゃんは 結婚したばっかりだもん。もう少しよ!」

幹夫
「それだと、母さんが東京に行きっぱなしだな」

圭子
「そうなったら、ウチに居候しても良いよ。お兄ちゃん! ハハハ!」


「それか、毎晩 きよ寿司で夕飯でも良いかも」

幹夫
「お前は、早く結婚しろ!」

ハハハ!ハハハ! みんなが笑うと壮太も麦茶の哺乳瓶を放し 笑った。
それを見て、またみんなで大笑いした。

幹夫
「凌、 匠とちょっと書斎で話しをしないか?」


「はい。」
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