どうすれば良いの?

成田空港


成田に到着して、国内線の到着ロビーに花音さんと海斗さんが手を振って待っていてくれた。

花音
「壮ちゃん。 アレ、寝てる。残念だけど可愛い。今日は一段とおしゃれな壮ちゃんになってる。可愛いベビー服だね」


「ダロ! 俺が買ったヤツ。」

海斗
「国際線ターミナルに移動しよう。」


「莉子、重いだろ俺が抱っこ紐で抱っこするわ」

莉子
「うん。ありがとう。肩にずっしりくる〜」

凌がスリングの抱っこ紐を調節して寝ている壮太を抱っこした。

国際線ターミナルの手続きカウンターで搭乗便の確認をしてから、皆んなでお昼ご飯を食べにレストランに入った。
割と空いていたお蕎麦屋さんに入る。

私は、花音さんのサロンの話しを聞いて、イキイキと働いているのがわかって嬉しかった。

萌さんが全面的にサポートしてもらえる話しをすると、
花音
「萌さんが? 確かマナミちゃん…
私が遊びに行った時は…今の壮ちゃんくらいだったから、1歳半くらいかな?
可愛い女の子だよー」

莉子
「萌さんには申し訳無いとは思うけど、やっぱり凌さんと離れ離れはイヤだから…」

花音
「うん。一緒が良いよ。新婚気分で楽しんできて! ね!」

莉子
「うん!」

お蕎麦を食べてから、ターミナル内のベンチでみんながコーヒーを飲んでいる間に、私は壮ちゃんのオムツ替えとミルクを赤ちゃんルームへ行く。
< 390 / 410 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop