どうすれば良いの?

「何? 怖い事?」

莉子
「え? 違うよ! あのね、私〜その…
凌さんの最後のファッションショーを観に行きたいの! 
壮太は萌さんとカトリーヌさんが預かってくれるんだけど…
チケット貰えますか?

あと、マリーさんから聞いたんだけどバックステージに行ける、パス?も貰った方が良いと言われたんだけど…」



「マジで! なんか恥ずかしいけど、来て欲しいし〜、わかった。

莉子1人だと心配だから、マリーさんと一緒に来てもらおう。」


莉子
「じゃあ、ちょっと待ってマリーさんに電話する。」

〜…〜…
莉子
「マリーさん、…あの、凌さんの…」


「莉子、マリーさんと電話変わって」

莉子
「うん。 ハイ」

凌さんは、マリーさんと話し始め、話しが終わった様でスマホを返される。


「マリーさんも大丈夫だって! 
俺のラストだから観たかったって言ってもらえたわ〜
じゃあ、スタッフにチケット2枚とパスも2枚手配してもらうわ」

莉子
「そのショーに海斗さんも出る?」


「うん。」

莉子
「じゃあ、花音さんの分も!」


「うん。わかった。花音なら来るだろうし」

莉子
「花音さんにメールするね。」
メールをすると、すぐに花音さんから電話がかかってきて、 

花音
「莉子ちゃん! 私も行く!!チケットは?」

莉子
「うん。今、凌さんに頼んでたところなんだ!」

花音
「凌に私の分も頼んで欲しい。
莉子ちゃん。ゴメン。今、スーパーだから切るね」

莉子
「了解〜じゃあ」 ピッ!
< 405 / 410 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop