イケメンなアイドル幼なじみと、甘々な同居生活365日。
*No.8*〜ヤンデレ執事とモデルの狂愛〜

文化祭と、独占欲で。

 二学期が始まり、二週間が経過した頃だろうか。

 クラスでは、文化祭のことが話題になっていた。

「なぁなぁ!有栖さんのメイド姿とか、小春寺さんとかめっちゃ見たくね……?」

「それな!!」

 ……?男の子たちのそんな話が耳に入ってきた。

「なんか変なこと話してるわね」

 むしろから肩にポンと手を置いてきたゆきちゃん。

「う、うん……」

「私なんかがメイド服なんて着たらマジで殺されるわ」

「あは、はっ……」

 た、たしかにっ……。

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