キミだけは推さない、!( º言º)


「お腹空いてるでしょ」


パーティーにでも出るような格好をして髪もセットしているナナセは、実年齢よりずっと上に見える。


「あんまり」

「あら、食べてきたの?」

「もっとはやく抜けるつもりが。捕まった」


やっぱりどこかで食べてきたんだ。

無理に帰ってきたの?


「よく似合ってるじゃないか」


上から下まで確認されて、ドクンと心臓が揺れる。


「……そう、かな」

「俺が選んだんだ。輝いていて当然だな」


ハイハイ。キミはセンスありますよ。


「服も。お前も」

「……っ」


みんなの前で

へんなこと耳打ちするのは、やめろ。


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