キミだけは推さない、!( º言º)


「それはそうと。あんなにプレゼントもらっても迷惑なんだけど」

「腐るもんでもねーんだ」

「どこに置けっていうの」


うちのクローゼットは、この家のクローゼットの半分もないぞ。


「男が女に贈り物する理由。知ってるか」

「……どうして?」

「自分のモノにするため」

「なに、それ。……全然ロマンチックじゃない」


うかつにも

ナナセの言葉に、心臓を揺さぶられてしまう。


「お前ロマンチックに憧れでもあったのか」

「ない」


恋とか、ドキドキとか、


「洋服を贈るのは」


求めてなかったはずなのに――……


「脱がせたいからだ」

「……そういうことばっか考えてんの?」

「否定はしない」


なりやめ、わたしの心臓。

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