未来絵日記
だけどーー頭が痛いに嘘はないだろう、が分かった。

だから付き添ったし、先生はいないし、その場の雰囲気に任せたらいいのも、分かった。

だけどーーーー
まさかーーーーーー。





ーーーーパン!!








タケシの頭が爆発するなんて、誰が思った?


ベッドに腰掛け、ムードはあった。

だけどーー私は見た。





大きな手がタケシの頭を、握り潰したーーー。

一瞬の出来事。



目も、鼻も弾け飛んだーー。

私は床に転がるタケシの目と、、
目があったからーーーー。



首から下はあるものの、頭部がないせいか、タケシから声を聞くことは出来ないーーーー。

口が無いのだから。


確かに、綺麗な白いベッドを
タケシの血で、どす黒く染めて居たのは私は確かにこの目で見たから。


なのにーーーー。





< 12 / 52 >

この作品をシェア

pagetop