今は秘書の時間ではありません
2時間後、橋本さんが秘書室へ戻ってきた。
他の秘書達の手前すぐに話すことができないため室長と小部屋に篭っていた。
どうだったんだろう、と気にはなるが3日後に会議が入りスケジュール調整に追われている。
18時になるが社長はデスクワークしている。
今までは考えられない姿だ。
室長はでかけており、橋本さんはデスクワーク中。
私はコーヒーを淹れ社長室へ持っていった。
「ありがとう。今日は定時であがっていいよ。明日は今日の会議の後の話があるから早め出勤できる?」
「はい。」
「悪いけどあまり聞かれたくないから7時半とか可能?」
「毎日そのくらいにはきておりますので大丈夫です。」
「そうなの??早朝出勤って手当つく?」
「仕事がきちんと回るための時間なので自分のためです。手当はいりませんよ。」
「真面目なんだね。」
「そんなことありません。では本日は失礼いたします。」
「お疲れさま。」
社長はまた資料に目を落とし読み込み始めた。
今日は朝からなんだか疲れたわ。
まさか今日1日でこんなことになるなんて。
他の秘書達の手前すぐに話すことができないため室長と小部屋に篭っていた。
どうだったんだろう、と気にはなるが3日後に会議が入りスケジュール調整に追われている。
18時になるが社長はデスクワークしている。
今までは考えられない姿だ。
室長はでかけており、橋本さんはデスクワーク中。
私はコーヒーを淹れ社長室へ持っていった。
「ありがとう。今日は定時であがっていいよ。明日は今日の会議の後の話があるから早め出勤できる?」
「はい。」
「悪いけどあまり聞かれたくないから7時半とか可能?」
「毎日そのくらいにはきておりますので大丈夫です。」
「そうなの??早朝出勤って手当つく?」
「仕事がきちんと回るための時間なので自分のためです。手当はいりませんよ。」
「真面目なんだね。」
「そんなことありません。では本日は失礼いたします。」
「お疲れさま。」
社長はまた資料に目を落とし読み込み始めた。
今日は朝からなんだか疲れたわ。
まさか今日1日でこんなことになるなんて。