.*・゚ .゚・*.若頭の狂愛.*・゚ .゚・*.

枢side

枢side



部屋で彼女の着替えを覗いた男がやったことに対して俺は罰を与えた




彼女は泣きじゃくった…





なんで俺ではなく…あんな奴のために…






少しでも彼女のことが理解したくて彼女を出かけることに誘った





彼女は今日も綺麗だ




用意させた服の中から彼女が選んだ服が何か着替えるまでずっと気になっていた





今まで着物や制服以外の姿を俺は知らないから…





彼女か出てくると淡い緑のワンピースを着ていた





可愛すぎる…





このまま閉じ込めておきたい…




そんな気持ちを抑えて彼女が決めたイルミネーション出有名なガーデニング畑に車を出させる





着くと彼女の瞳は輝き出す





彼女が今まで見たことがないような笑顔…はにかんだような表情を見せ




胸の高鳴りが収まらない





あぁ…なんだこの可愛い生き物は…





途中でご飯にすると待っている間にアクセサリーを真剣に彼女は見ていて





俺はそんな彼女を愛おしそうに見つめる





そんな俺たちを邪魔するようなやつが現れるまでは…






知らない女が俺に近づき何故か真白と仲良くなったのか一緒にまわる羽目になった




その間に真白は違うとこに移動してアクセサリーを見ていると思うと




アクセサリー屋の店員の男が頬を赤らめてアイツを見ている



勝手に人のものに手を出しやがって





知らない女を無視して




店員から渡された物をうばうとそれの裏を見る




なんだ…電話番号か…イライラが止まらねぇ





調子乗りやがって



ましろは気づいていないのか



俺に困ったような視線を向ける





その後は2人きりになる時間が無く知らない女がずっと俺の周りをうろちょろする




真白が楽しそうだから…頼まれたけどこの知らない女まじうぜぇ




さっきわざとコケそうなフリして俺にキスまでしようとしてくる





この女が最初着いて回る時は真白が…彼女が少しでも嫉妬してくれるんでは無いかと少し期待した…




でも真白はそんな素振りを見せず





そんな俺の事興味ねぇのかよと思いますイライラが溜まる



その後…知らない女がベラベラと真白のことを言うもんだから




もう我慢出来ず怒りを表すと女は泣き崩れる





そんな女を見て何故か真白は少し困ったような顔をする




なんでだよ…



優しすぎるんだよ…お前は





雰囲気がぶっ壊れてしまった…



コイツと夜までイルミネーションまでいようと思っていたが




もう帰ろうと言われ何も言えなくなる




彼女が俺の事をどうも想っていないという態度が俺を苦しめる




だけどそんな感情も…




彼女のお礼のはにかんだような綺麗でいて可愛い笑顔にイラついていた感情も一瞬で吹き飛ぶ





彼女にプレゼントしよう思ったピン留めをポケットに入れている左手でぎゅっと握りしめる





喜んでくれるか不安だが…




俺を少しでも好きになってくれないだろうか…




俺はこんなにもお前を愛しているのに…




俺の何がダメなんだ…




俺はお前だけでいいのに…





大切なものは手に入らない…




あぁお前が欲しい…





お前に求められたい



お前に嫉妬されたい





お前の全てが欲しい…





お前をドロドロになるまで愛したい





お前の全てをめっちゃクチャにしたい




あぁ…やっぱり、お前がどんだけ俺を嫌っても離すことなんて許せねぇ




お前が抵抗しても俺はお前を縛る




あぁ…お前のことが一時も頭から離れない…





早く俺のものになれよ…



















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