君との恋の物語-Reverse-

女の子を守るって、男は誰もが使命みたいに思ってることだけど、実際は逆だと思う。
男が女の子に守られてるんだよ。
だから、無意識に男は女に頼る。忘れちゃいけない。普段から助けてもらってるんだから、たまには感謝しなきゃな。
俺?俺も感謝してるよ。だから記念日には必ず御飯に行くし、誕生日とかクリスマスも祝ってる。なに?当たり前って?いや、当たり前じゃないよ。
感謝を込めて、ご馳走してるからな!
あれだけ弱気だった俺が、今こんな風に話せてるのは、あの子のおかげ。
だから今回、2年の記念日にはちょっと特別なサプライズを‥
「‥‥‥」
え?なに?
「‥‥」
あー、わかったよ。


いや、あの子がさ、惚気話はここでするなってさ。俺達のことが、一つの物語になったら話せってさ。
いつになるかわからないし、他人が聞いても面白くない物語かもしれないけど、俺達が精一杯過ごした日々の物語は、いつか必ず伝えるよ!
約束な!

さて、そろそろバトンタッチだな。
俺にとっての「君」は「彼女」になりました。
これから恋が始まりそうなそこのあなた!!
恋の予感って、曲名にもなってるよな!
「オーメンズオブラブ」
いい曲だよ!
じゃなくて、あなたにとっての「君」の名は?
< 4 / 16 >

この作品をシェア

pagetop