円城寺家のイケメン探偵 ~脅迫状に込められた思い~
見るからに「教頭先生」という感じの真面目でちょっと厳しそうな顔つきの人。


だけど、凛音には笑顔でとても優しく接している。


『いえ、とんでもないです。また何かありましたらいつでも声をかけて下さい。ところで、演劇部はどちらに?』


そう尋ねた瞬間、


『凛音様~!!』


遠くから元気な声が聞こえた。


手を振りながらこちらに走ってきて、凛音の前で止まった。


『赤田さん、こんにちは。その…凛音様っていうのは止めてくれないかな?潜入捜査がバレてしまうと困るから』


『あっ、すみません、凛音様。あっ!す、すみません!またお会い出来て、つい嬉しくて』


照れた顔が可愛いな、赤田さん…


昨日会ったばかりなのに、まるでずっと会えなかった恋人に再会したかのような勢いだ。


本当に凛音を頼りにしてるんだな。


不安な彼女にとっての救世主。


ヒーローなのかも知れないな。


凛音の顔を見てホッとしたんだろう…
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