円城寺家のイケメン探偵 ~脅迫状に込められた思い~
『さすがに「バタバタ」という足音を出すことは出来ないな』
と、湊音さん。
『小川君のおかげでみんなの疑いが晴れた…ということですか?』
初音ちゃんも心配そうに言った。
『僕は…正直、最初から演劇部の生徒の中に犯人はいないと思ってた。だから小川君と同じで、犯人は生徒じゃないと証明するためにアリバイを聞いてもらったんだ』
『凛音…それ、どういうこと?』
私は、凛音の言葉に驚いた。
『凛音お兄様。だったら、いったい誰が犯人なんですか?』
初音ちゃんの思いは…
ここにいる全員の「思い」だった。
『生徒じゃないとすれば…』
湊音さんが言った、このセリフに続く言葉は…
『先生!!』
柊音君、初音ちゃん、赤田さんが口を揃えた。
もちろん、湊音さんも私も…そう思ってた。
『なぜですか?なぜ先生が?』
『赤田さん…申し訳ないね。大切な先生が…2人も演劇部からいなくなることになるかも知れない』
凛音は…残念そうにそう言った。
と、湊音さん。
『小川君のおかげでみんなの疑いが晴れた…ということですか?』
初音ちゃんも心配そうに言った。
『僕は…正直、最初から演劇部の生徒の中に犯人はいないと思ってた。だから小川君と同じで、犯人は生徒じゃないと証明するためにアリバイを聞いてもらったんだ』
『凛音…それ、どういうこと?』
私は、凛音の言葉に驚いた。
『凛音お兄様。だったら、いったい誰が犯人なんですか?』
初音ちゃんの思いは…
ここにいる全員の「思い」だった。
『生徒じゃないとすれば…』
湊音さんが言った、このセリフに続く言葉は…
『先生!!』
柊音君、初音ちゃん、赤田さんが口を揃えた。
もちろん、湊音さんも私も…そう思ってた。
『なぜですか?なぜ先生が?』
『赤田さん…申し訳ないね。大切な先生が…2人も演劇部からいなくなることになるかも知れない』
凛音は…残念そうにそう言った。