魔法の恋の行方・キスって何?(シリーズ1 オルロフとエリーゼ)
<湖の畔の小屋・19時50分>
<愛の儀式>の前に必ず誓いのキスをする。
同意と合意。
グスタフ皇国のしきたりだ。
「俺は君の気持ちを聞きたい・・俺の事どう思っている?」
妖精はまた、グイっといった。そして息を吐く。
「あなたはいい人よ。ハグも良かった」
妖精はオルロフのグラスに薬草リキュールを注いで答えた。
くそっ・・なんだ・・この微妙な回答は・・・
オルロフの葛藤はまだ続く。
まず、キスの説明だ。
なんて言えばいい?どうやったら納得させられる??
薬草リキュールで回らなくなった頭で必死で考える。
「・・俺の国ではワインを買う時に味見をする。
産地やその年によって、出来、不出来が違うからな。
キスも同じだ。本当に好きな相手かどうか・・・お互い味見、
つまりテイスティングすることだ」
妖精もふんふんうなずきながら聞いている。
「薬草リキュールもそうね。作り手の好みで入れる薬草がずいぶん違うもの」
よし!よし!乗ってきたぞ!妖精!
「ハグが金貨1枚くらいなら、キスは金貨50枚くらいの価値があると思う」
ああ、吹っ掛けすぎているな・・オルロフは少し反省した。
「ふーん、そーなのぉ・・結構高価なのね」
「・・もちろん個人差はあるが・・価値観はひとそれぞれだし・・
好みもあるし・・」
俺は何を言っているんだ!・・何を弱気になっている・・・
オルロフは手の届く位置にいる妖精を前に、悩んだ。
「で、どうすればいいの?」
妖精が直球で攻めてきた。
<愛の儀式>の前に必ず誓いのキスをする。
同意と合意。
グスタフ皇国のしきたりだ。
「俺は君の気持ちを聞きたい・・俺の事どう思っている?」
妖精はまた、グイっといった。そして息を吐く。
「あなたはいい人よ。ハグも良かった」
妖精はオルロフのグラスに薬草リキュールを注いで答えた。
くそっ・・なんだ・・この微妙な回答は・・・
オルロフの葛藤はまだ続く。
まず、キスの説明だ。
なんて言えばいい?どうやったら納得させられる??
薬草リキュールで回らなくなった頭で必死で考える。
「・・俺の国ではワインを買う時に味見をする。
産地やその年によって、出来、不出来が違うからな。
キスも同じだ。本当に好きな相手かどうか・・・お互い味見、
つまりテイスティングすることだ」
妖精もふんふんうなずきながら聞いている。
「薬草リキュールもそうね。作り手の好みで入れる薬草がずいぶん違うもの」
よし!よし!乗ってきたぞ!妖精!
「ハグが金貨1枚くらいなら、キスは金貨50枚くらいの価値があると思う」
ああ、吹っ掛けすぎているな・・オルロフは少し反省した。
「ふーん、そーなのぉ・・結構高価なのね」
「・・もちろん個人差はあるが・・価値観はひとそれぞれだし・・
好みもあるし・・」
俺は何を言っているんだ!・・何を弱気になっている・・・
オルロフは手の届く位置にいる妖精を前に、悩んだ。
「で、どうすればいいの?」
妖精が直球で攻めてきた。