星のような君の隣にいたい。

お昼休み

優希目線


夜、俺はワクワクしていた。
早く、明日になって欲しい。早く、放課後になって欲しいなんて考えていたが 俺は重大な事に気がついた 。



「やばい・・・明日何しよう。」



肝心な明日遊ぶ場所を決めてなかった。
放課後教室に迎えに行く事は決めていたがその後肝心の遊びを考えてなかった。

しばらく机に突っ伏して考えた。
そして俺は名案を思いついたようにスマホを手に取る。



「もしもし、翔?明日の放課後遊ぶとこ考えといて。」



お前っとまたキレそうだったので先に電話を切った。

朝になり、今日はいい天気だなーと俺は気持ちのいい気分で坂道を歩いているお後ろから「ゆ〜う〜き〜」と怒りに満ちた声が聞こえてきた。

後ろを振り返るまでもない。翔だ。

俺は白々しく翔に話しかける。



「よぉ」

「何朝から怒ってんだよ?」


なんて言うと翔は呆れたかのように「なんでもない・・・」なんて言うんだ。



「早く放課後になんないかなー」



俺は呟いた。お昼休みになりやっと半分過ぎてあと3時間ほど耐えれば放課後だ。
俺は翔と昼ごはんを食べることにした。

2人で静かに食べれるよう屋上へ向かう。
俺達は腰を下ろすと一息つき翔が買ってきてくれたご飯を見て水を貰う。



翔はこっちを「何か食べるか?」と少し不安な顔で見るが俺は「悪い。」と言ってペットボトルの蓋を開ける。

翔は気にすんな。と笑った。
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