星のような君の隣にいたい。
この説明をされる前から

分かってはいた。

自分の中で何となくわかっている。

どんどん動かなくなる身体。

動かないのに身体中に激痛が走っている。

何日も眠り続ける日常。

もうすぐ死ぬってわかってた。

だけど、説明をされると

どんどん死に

近づいていってる感じがして

·····少し、怖い。

でも弱い僕なんて、

誰にも見せたくない。

「·····じゃあ、点滴をする。」
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