悪魔が気に入るお飾り人形!
着いたところは山奥の小さな家だった。

「試したいことがあったからな。せっかくだから、試してから着替えだ!」

「…着替え…?」

「お前のだよ。今の人間界のこの日本とかいう地域は、いろんなものが流行りで置いてあるから、試しがいがありそうだ!全裸も捨てがたいけどな〜。」

(私、着せ替えのお人形にされちゃうの…!?そんな…)
「や、やめて…下さい……家に…帰りたいです……」

そんな言葉が、当然のように私の口から出てきた。

「もうお前の家はここだよ。お前はかわいいお飾り人形になれよ?さ、お試しお試し!」

私は楽しそうにしている彼に、そのままベッドに転がされて制服を脱がされた。

「や…待って…!」

「脱がさなかったら試せないだろ??着たままされたいか?…それもいいか!」

涼しい顔で彼はそう言って、半分脱がされたままの私の上に乗ってきた。

「や…だ……」

「この顔もいいな…でもまあ……」

寝かせた私を抑え付けたままキスをした。何度も何度もされて、苦しくなった。

「っ……!んうっ…んっ…」
(苦しい……キス、初めてだったのに……)

「っ…はあっ…。まあ、こんなもんか。」

「っ、はあっ、はあっ……」

「涙目の顔も悪くなかったけどな。あとは……」

彼は上に乗ったまま、私の下着をずらして胸をまじまじと見つめてきた。

「やだ…嫌……っ」

「小さいけど良い形だ。俺の目に狂いはなかったな!胸をはだけたままも悪くないか…」

ちゅうう、と音を立てて私の胸の突起を吸い上げた。

「っ…やあああ…!」

片側も手で包み込んだまま揉みこまれ、すごく変な感じになった。

「や、やめて…くださ…もう、や……!」

「良い顔だな…!じゃあもっとしたら、もっと気に入った表情が出てくるか!」

彼は楽しそうに言ったあと、下の下着もずらして指を私の奥に差し入れた。

「痛…あぁ…!」

初めての感覚に涙が溢れた。それでも彼は、声を上げ続ける私に同じことを続ける。

「痛い…よ…嫌ぁ…!」

「感情が全体的に薄いのに、時々良い顔するんだな!お前は逸材だ…!もっと良い表情を見つけて、その顔でかわいい人形にしてやるからな…!」

楽しげに笑って、指を入れていた私の奥に、彼は代わりに自分の熱いのを突き入れた。

「ひっっ…あぁぁぁ!い、痛っ…嫌ああっ……!!」

「まだ、奥じゃ、無いだろっ…!!」

彼は私の腰を掴んだまま、さらに奥に押し入れた。

「お、願……!!も、もう…やぁぁぁ…!」

「こういうときは、さすがに人形らしくはないか…でも悪くない…!!」

何度も何度も突き上げられて、痛みが麻痺してきてしまった。

「くっっ…!!」

「ふぁぁっ…あぁぁんっ…!」

私じゃないような声が勝手に出てしまう。

「良いな…っ…お前…!今すぐ人形は、もったいない、かもなっ…もう、しばらくっ…考える…!!」

「やあぁぁぁ……!」

「あぁぁ!!」

心臓がドキドキして、身体が浮き上がる気がして、私はそのまま気を失った。
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