悪魔が気に入るお飾り人形!
前の隠しボタンを外すと、私の胸がはだけた。

「やっ…」

縛られてベッドの上の私は動けない。

「『お前の愛と癒やしの力が出てくるのは、ここか〜…?』」

黒縁メガネのレイさんは、澄ました顔でメガネを指で持ち上げる。

「『愛らしいこの胸に秘めている可能性があるな…どれ…。』」

「は、恥ずかしいよ…」

レイさんがメガネを掛けている分、いつもより私が良く見えている気がして、余計恥ずかしかった。

「『触ってみなければわからないか…』」

「あぁんっ…」

いじわるな顔で優しくもみほぐされて、顔が熱くなってきた。

「『強情な勇者だ…それに、無理やりが好きなようだな。感じているのか…?』」

「あ、ああっ…」

音を立てて胸の先を吸われて、身体がビクビクする。

「あぁぁ…!!」

「…かわいい…!『…もっと詳しく調べてやる!』」

レイさんはニヤニヤしながら、私の腰に差してあったオモチャの剣を抜いて、柄の部分で私の胸の先をつついた。

「や、やめ…んああ……」

「『この剣か?お前の力の源はどこだ?ん??言わないとこの剣で、お前の奥を切り裂いて調べることになるぞ?』」

「んくっ……」

ベッドの上で広げられた私の足の付け根を、オモチャの剣先でちょんちょんつつかれ始めた。

「っ、や…恥ずかしい……!」

「『イヤらしい勇者だ…相当な好き者に違いない、自らの聖剣に穢されて、蜜が溢れているようだが?』」

「そんな…こと……」

すかさずレイさんが私の足の付け根に触れると、下着はまた溶け出し、丸見えになった。

「やあっ…!!」

「『嘘をつくな…!こんなに濡らして…よく調べてやろう!』」

さらにニヤッと笑いながら、レイさんが私の入口に舌を這わせた。

「やあっ…!レイさんっ…ビクビクっ…するぅ…!!」

「くくっ…『これだな、すべて吸い尽くしてやる…!』」

「ひやあああっ…!!」


腕を縛っていたリボンが外されて私の身体に絡んだまま、二人は重なった。

「っ…!!『まだかっ!?まだ言わないか!?』っ、はあっ…!!」

「れ…レイさんがっ……!」

「『ん〜?なんだあ!?』…ああっ…!」

「あんっ…レイさんが…好きだからっっ…!!」

「も、もう一度っ…『っ、もう一度言えっ!!』」

「れ、レイさんがっ、好きだからっ…だから…愛してるからぁ…!!」

レイさんが動きを止めて優しく笑った。

「…ありがとう…ホタル…。『勇者…我が愛に、落ちろっ!!』」

「あぁぁぁっ!!」
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