露人くんは狂ってる。



そのまま高級レストランまで
たどり着くと2人でその店へと
入って行く……。



一般庶民の私には
想像も出来ないような
世界が広がっていて



天井には無数のシャンデリアに
一体いくらするのか分からない
高級そうな壺に花が飾られてたり
外見もだが内装まで全て綺麗で……



どんなに着飾ったって
自分が場違いなのは嫌でもわかる



そういや部長は、社長の息子だっけ……
市ヶ谷財閥の御曹司……



あれ、あまりにも鬼上司として
あの空間に溶け込みすぎてて
完全に忘れていたが……



今まで、なかなか失礼な
態度をしてこなかっただろうか?



という今更感凄い謎の
心配事まで生まれる始末。



「なんだ?西嶋?1人ずっと百面相してるが……」



「えっ、あ、いや……。社長の息子凄いなぁって……」


「はぁ?どういう意味だ?」



突然訳分からないといった感じで
眉をしかめると呆れ声を漏らす部長に
ただただ困惑するばかりの私



「いえ、何でもありません。というか……なんでまたこんなところに……?」



「へっ、あっ……えっと……。ゴホンッ……とりあえずまずは食事をだな」



今度はちゃんと普通の質問を
したつもりだったのに



突然、部長は挙動不審になる。



その態度が、この現状の謎を
益々深めていくというのにーーーーー。



ーーーーーーーーーーーーー


などと、思っていたが……



目の前に輝く高級料理を前に
そんな小さな動揺など無かったも同然



いつの間にか食べることに
夢中になっていた私に



「ふふっ」



部長は優しく笑った……。



「いま笑いました?」


「いや、西嶋の……その何でも美味しそうに食べる姿好きだなと思って」



「なんですかそれ……」



ドクンドクン


給湯室の時みたいな優しい
笑顔を見せる部長にまた
心が動揺し始める。


ほんと今日の部長といると
調子が狂うーーーーーーーー。
< 33 / 33 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:5

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

陽だまり笑顔の君に
yuma/著

総文字数/38,411

恋愛(純愛)70ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
青葉 菜々(あおば なな) × 羽麻 俊(はねま しゅん) 青葉 菜々 × 青葉 那桜(あおば なお) 兄を忘れて…… 私は俊くんと幸せになるの…… 「俺は菜々と一緒に辛いことも悲しいことも乗り越えていきたいと思ってる」 優しい声、大好きな陽だまり笑顔。 「そんなの許さない……菜々は俺だけのものだろ?誰にも渡さない」 だけど、兄はそれを許してくれない……。
となりの紀田くん-season 2-
yuma/著

総文字数/33,344

恋愛(ラブコメ)55ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
破天荒猪突猛進娘 内倉 優亜(うちくら ゆあ) × 勘違い妄想性悪変態男 紀田 裕也(きだ ゆうや) 高校時代、いくつもの苦難を乗り越えて 結ばれた優亜と裕也…… 大人になり同棲を始めた2人に また新たな試練たちが訪れるーーーー。
恋歌-Renka-
yuma/著

総文字数/147,732

恋愛(純愛)277ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
⚠️モバスペから移動⚠️ 冬院 花音(とういん かのん) × 帝 涼太(みかど りょうた) 西谷 優樹(にしや ゆうき) 美盛 蒼(みもり そう) 母親に捨てられたあの日 私は人という物が怖くなった。 その怖さを隠すため 人間嫌いと偽って…… だけど……そんな私を 君たちが変えてくれる。 「俺は花音が好き、だから俺を好きになりなよ。」 そう、甘く私に囁いたのはーーーー? 2021.06.20 完結

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop