ポエム集第4弾「心機一転」

通過点

「鋭さと鈍感さ」

最初に君と出会ったときの印象は
今でも間違ってはいないらしさが見える

いい面を褒めるとボロが出やすいそんな君
心配だから一緒にいるんでしょ
そんな簡単な言葉では動揺しない

試すような言い方で二人の経験に待つ
吊り橋効果のような着地の用意された
苦い経験を

足していく経験も減らしたい償いも
その殆どが君と共有している

遥か長い未来のこと言うときの
不確かで覚束ない新しい単語に
君が何処かで覚えてきた事
後で僕が恥をかかないようにと
使ってくれてる

「飛ばされる駅」

朝日が気持ちいいな
出会いもあれば別れもある
昔話を君と作っては
たまに近所の人に発表していた

少しだけ引いた目線で見ながら
打ち解けていったのは
ただいまと言ったあとの心

気が緩んで故郷の
気を許して我が家の
少しずつ夢も目標も持たせる側となり
諦めることが肝心なんて
そう軽い言葉で応援している

外では大変だ
例えば急行電車が止まらないだけで
一時間はいじられるんだぞ

って帰ってきてからは
どうでもいいよなと流行り廃りの何たるかを
雑誌から学ぶのもいいよって
近所の人に発表した

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