強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
『何かあったんですか』

これまたすぐに既読が付いて速攻で返事が来た。

『とにかく来てくれ、頼む』

助けてくれと言われて行かない訳にはいかない。

ほっといて何かあった時、非常に寝覚めが悪いし、昨日慰めてもらった恩もある。

それにしても、カフェにいて助けて欲しい理由って何だろう?

お財布を忘れて支払いが出来ないとか?

私の貧困な思考ではそのくらいしか思いつかず、とりあえず部長に、今E駅のショッピングモールにいるから5分くらいで行けます、と返信して急いで指定されたカフェに向かったのだった。
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