捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています

おじちゃんとラムネを買い、智也はご機嫌で帰ってきた。

「ばーばー、あー」

「はいはい。開けましょうね。」

「あーと。」

「智也くんはお話がだんだん上手になってるのね。」

「ちょっと前より話すことが多くなったみたいな気がするの。」

「早いわね〜。ね、千佳ちゃん。結婚してもこれからもたまには智也くん連れてきてね。私たち智也くんのおじいちゃんおばあちゃんだと思ってるんだから。里帰りのつもりでいつでも来て欲しいの。」

「うん。ありがとう。智也も2人のこと大好きだからまた来させてほしいの。」

「私からも頼みます。どうかよろしくお願いします。」

結局おばちゃんの料理をいただき、夕方までのんびりさせてもらっちゃった。

周りを見渡せば私の周りには優しい人がたくさんいたことに改めて気付かされた。