捨てられママでしたが、天才外科医に独占欲全開で溺愛されています
昌也の車で家まで送ってもらった。

昌也は着替えもなく、明日からの出勤に備えて家へ戻らざるを得なかった。

「いつでも一緒にいたいのに。明日着替えを持って病院行くから帰りはこっちに来ていい？」

「うん。待ってるね。」

「おやすみ。」

チュッと触れるだけのキスをした。

智也にもほっぺにチュッとすると智也もチュッと返してきた。

「智也ありがと！また明日な。」

バイバイと手を振る智也。
私と昌也の車を見送った。

私は智也を寝かしつけ、お父さんお母さんに早速感謝のメールをした。

その時に何枚か智也の生まれてからの写真も送った。

お母さんからの返信には私と智也の家族になれて嬉しいって書いてあった。

昌也の両親は本当に温かい人だと思った。
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