甘々顔KING総長様と地味顔女子
「で、さくらは?」その言葉でハッとする、

ヤバいどうしよう!この状況じゃ、誤魔化せないよ、

「お前、さくらがどこへ行ったか知ってるよな。」
総長様はこっちを向き、すごく冷たい目をしてそう聞いてきた。
でも私も、もうその頃には、帰りの遅いさくらちゃんの事が心配になっていた。

「どこだ」慧って子が怒鳴ってくる、
「ひっ」

「頼む、」
逆に、総長様は辛そうな顔で私に聞いて来た。
さくらちゃんを心配してるのは私も同じ。

「あ・・の実は、」

私は昨日起きた事を全て2人に話した。
さくらちゃんのお母さんに会った事、そのお母さんから連絡先のメモを受け取ったこと
それをさくらちゃんに渡してしまったことを、

そして今日、

会うことを。


ガタッ。
え・・
側にあったベンチに総長様が倒れこんでいる。
顔を手で覆い、その表情は見えない。
でも、総長様の体・・震えて・・る?

「亜弥さん!」
異変にすぐ気づいた慧って子は総長様の体を支えていた。

なに?
どうしちゃったの総長様・・
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