甘々顔KING総長様と地味顔女子
その数分後だった、総長様の前には多数の、それはもう群衆にも近い
黒いバイクと赤い刺繍が入ったあの黒い服を纏った人達が爆音と共に現れた。
慧って子もそこに入って行く。
一番先頭に停まったバイクから男の人が降りてきて、総長様へとそのバイクを引き継いでる
そのバイクには見覚えがあった。私も乗せてもらったことのある
総長様のバイクだ。
そこに乗り込むと途端、爆音を鳴らし、
「散れ!」お腹の底から響くような低音の声が放れた。
号令とも取れるその言葉に、そこに居た全てのバイクと人達が散り散りに走り去っていく。
残っているのは自身のバイクにまたがっている総長様と慧って子。と、その慧って子を後ろに乗せてる大きい男の人。
私はまだ、というか、更に今の光景が衝撃的すぎて、相変わらずそこから動けず立ち尽くしていた。
それに気づいたのは
「お前は家に帰っとけ、出るなよ」
総長様。
私にそう言うと、急発進して走って行ってしまった。
このまま・・家に?私だけ帰る?さくらちゃんの事、何もわからないまま
帰る。
帰れるわけないじゃない!
私の足は元居たあのショップへと向かっていた。
あの奥の扉からさくらちゃんは出て行った。
もしかしたら、そこから辿れば、何か足取りくらいわかるかもしれない。
ショップに着くと店員のお姉さんに忘れ物をしたと言って、中に入れさせてもらった。
すぐに奥の扉まで走り、手を伸ばした。
その時だった、「ねぇ」
呼び止められた、誰?
見るとそこには先ほど、私のメイクをしてくれた女の子だった。
「あ、さっきはどうも、えっと、何?」
急いでるんだけどな。
「あなたって亜弥さんの知り合いだったの?」
「え?」
なんで総長様の話題?しかも名前呼び?
「紹介してほしいんだけどっ!」
思いっきりそう叫ばれた、よく見るとその子の他に後ろにも横にも女の子達が集まってる!
「へ?し、、紹介って」
「私達、亜弥さんの追っかけやってるんだけど、全然相手にしてもらえなくて~、たまにラッキーな子も居るケド、たった1回で終わりにさせられるしー、2度は無いしー」
ええ――っと、一体
何を?1回とか・・2度は無いって意味わかんない
「あ、あのごめん、私、今急いでて、その話は又、今度、」
「え~そうなんだぁ、じゃあ、連絡先教えてよ」
そう言ってスマホを出してきた。
ああ~もう、とにかくさっさと交換だけ済ま・・「~♪~♪」ポケットに手を入れスマホを取り出そうとした瞬間だった。私のスマホに着音。
画面を開くと、そこには
「さ、くらちゃん」から!あ、電源入れたんだ!
慌てて電話に出ると、そこから聞こえて来たのは
今にも消えそうなくらいの小さな声で、
「まゆ・・さ」
「さ、さくらちゃん今どこ?皆して探しているんだけど!」
「う、んわかんない。」
なんだか寝ぼけているかのような返答。
「無事なんだよね?」私は7恐る恐る聞いてみた。
「ん、―・・よくわかんない」
答え方が曖昧だ、何かおかしい。
「さくらちゃん、しゃべらなくていいから、とりあえず電源は切らないで」
そう言って、一旦、電話を切ると周りの女の子達に頭を下げ、すぐに私は入口へと戻った。
電話が繋がっていれば多分、あの溺愛お兄様の事だ、絶対にさくらちゃんのスマホにGPS機能入れてるハズ!
早く電源入っている事を総長様に伝えなきゃ
大通りに出たところで、私は辺りをキョロキョロと見渡す。
あれだけの人数が居るお仲間さん達、きっとどこかにまだ、
すると、思った通り、総長様のお仲間さん達が来ていたあの赤い刺繡入りの黒い服を纏った人、発見!
丁度、目の前の交差点から逆方向へとバイクを走らせようとしている、
「待って!」
私はバイクの爆音に負けないよう、大声をあげた。
そのかいあって、バイクに乗っていた人は私に気づいてくれた。
今、さくらちゃんのスマホの電源が入ってることを総長さんに伝えてもらい、その人のバイクの後ろに乗せてもらうと総長様と合流した。
てっきり、私も一緒にさくらちゃんを探しに行けるんだと思ってた。だからここまで乗せてきてもらった。
なのに、
「なんで来たんだ、」
・・「は?」
「後はいい、お前は帰ってろ。」
な、
わ、「私だってさくらちゃんが心配だよ!、それに元々は私が・・」
何が起きているのかはわかんない、でも今現在、さくらちゃんの行方が分からないって事は事実、しかも、その原因を作ったのは私。
「絶対に私も探す!一緒がダメなら、私一人でもさくらちゃんを探すからっ!」
そう言って駆け出そうとした私の腕を総長様は掴んだ。
「あいつと接触した以上、お前も危ねぇんだよ!」
掴まれた腕に力が加わるのがわかる。
でも、誰の事を言っているの?あいつって・・
「あのババァに顔知られてやがる、あいつは関係のないお前までコマとして使いやがった、」
ババァ・・?え?もしかしてソレって、
「お母様・・のこと?」
「そんな名称で呼ぶんじゃねぇ、」
目が、いつものあの甘々で綺麗な瞳が真っ黒に曇ってく。
この親子って・・
さくらちゃんの事に加えて、総長様の事もすごく心配になってきた。
そんな時、
「総長!、今連絡入って、見つけたそうっす!さくらさんのGPSも連動してるから間違いないっすよ、」
私を乗せてきてくれた人がスマホを翳してそう叫んでる。
「すぐ行く」
総長様は、私の腕を離すとバイクのエンジンをかけた。
「どうせ、顔、知られてるなら、どこに居ようと同じじゃない。」
「あ?」 爆音のせいで私の声は消し去られたかもしれない。
でも、
「私も危ないって言うんだったら、側にいて守ってくれればいいじゃないですかっ!」
そう言って無理やり、総長様のバイクの後ろに乗り込んだ、
「は!?ばか、何やっ、」
「総長!」
他のお仲間さん達からのせかす声に
「ちっ!」
と舌うちをうって、バイクを走らせた総長様、後ろにはもちろん私を乗っけて。
黒いバイクと赤い刺繍が入ったあの黒い服を纏った人達が爆音と共に現れた。
慧って子もそこに入って行く。
一番先頭に停まったバイクから男の人が降りてきて、総長様へとそのバイクを引き継いでる
そのバイクには見覚えがあった。私も乗せてもらったことのある
総長様のバイクだ。
そこに乗り込むと途端、爆音を鳴らし、
「散れ!」お腹の底から響くような低音の声が放れた。
号令とも取れるその言葉に、そこに居た全てのバイクと人達が散り散りに走り去っていく。
残っているのは自身のバイクにまたがっている総長様と慧って子。と、その慧って子を後ろに乗せてる大きい男の人。
私はまだ、というか、更に今の光景が衝撃的すぎて、相変わらずそこから動けず立ち尽くしていた。
それに気づいたのは
「お前は家に帰っとけ、出るなよ」
総長様。
私にそう言うと、急発進して走って行ってしまった。
このまま・・家に?私だけ帰る?さくらちゃんの事、何もわからないまま
帰る。
帰れるわけないじゃない!
私の足は元居たあのショップへと向かっていた。
あの奥の扉からさくらちゃんは出て行った。
もしかしたら、そこから辿れば、何か足取りくらいわかるかもしれない。
ショップに着くと店員のお姉さんに忘れ物をしたと言って、中に入れさせてもらった。
すぐに奥の扉まで走り、手を伸ばした。
その時だった、「ねぇ」
呼び止められた、誰?
見るとそこには先ほど、私のメイクをしてくれた女の子だった。
「あ、さっきはどうも、えっと、何?」
急いでるんだけどな。
「あなたって亜弥さんの知り合いだったの?」
「え?」
なんで総長様の話題?しかも名前呼び?
「紹介してほしいんだけどっ!」
思いっきりそう叫ばれた、よく見るとその子の他に後ろにも横にも女の子達が集まってる!
「へ?し、、紹介って」
「私達、亜弥さんの追っかけやってるんだけど、全然相手にしてもらえなくて~、たまにラッキーな子も居るケド、たった1回で終わりにさせられるしー、2度は無いしー」
ええ――っと、一体
何を?1回とか・・2度は無いって意味わかんない
「あ、あのごめん、私、今急いでて、その話は又、今度、」
「え~そうなんだぁ、じゃあ、連絡先教えてよ」
そう言ってスマホを出してきた。
ああ~もう、とにかくさっさと交換だけ済ま・・「~♪~♪」ポケットに手を入れスマホを取り出そうとした瞬間だった。私のスマホに着音。
画面を開くと、そこには
「さ、くらちゃん」から!あ、電源入れたんだ!
慌てて電話に出ると、そこから聞こえて来たのは
今にも消えそうなくらいの小さな声で、
「まゆ・・さ」
「さ、さくらちゃん今どこ?皆して探しているんだけど!」
「う、んわかんない。」
なんだか寝ぼけているかのような返答。
「無事なんだよね?」私は7恐る恐る聞いてみた。
「ん、―・・よくわかんない」
答え方が曖昧だ、何かおかしい。
「さくらちゃん、しゃべらなくていいから、とりあえず電源は切らないで」
そう言って、一旦、電話を切ると周りの女の子達に頭を下げ、すぐに私は入口へと戻った。
電話が繋がっていれば多分、あの溺愛お兄様の事だ、絶対にさくらちゃんのスマホにGPS機能入れてるハズ!
早く電源入っている事を総長様に伝えなきゃ
大通りに出たところで、私は辺りをキョロキョロと見渡す。
あれだけの人数が居るお仲間さん達、きっとどこかにまだ、
すると、思った通り、総長様のお仲間さん達が来ていたあの赤い刺繡入りの黒い服を纏った人、発見!
丁度、目の前の交差点から逆方向へとバイクを走らせようとしている、
「待って!」
私はバイクの爆音に負けないよう、大声をあげた。
そのかいあって、バイクに乗っていた人は私に気づいてくれた。
今、さくらちゃんのスマホの電源が入ってることを総長さんに伝えてもらい、その人のバイクの後ろに乗せてもらうと総長様と合流した。
てっきり、私も一緒にさくらちゃんを探しに行けるんだと思ってた。だからここまで乗せてきてもらった。
なのに、
「なんで来たんだ、」
・・「は?」
「後はいい、お前は帰ってろ。」
な、
わ、「私だってさくらちゃんが心配だよ!、それに元々は私が・・」
何が起きているのかはわかんない、でも今現在、さくらちゃんの行方が分からないって事は事実、しかも、その原因を作ったのは私。
「絶対に私も探す!一緒がダメなら、私一人でもさくらちゃんを探すからっ!」
そう言って駆け出そうとした私の腕を総長様は掴んだ。
「あいつと接触した以上、お前も危ねぇんだよ!」
掴まれた腕に力が加わるのがわかる。
でも、誰の事を言っているの?あいつって・・
「あのババァに顔知られてやがる、あいつは関係のないお前までコマとして使いやがった、」
ババァ・・?え?もしかしてソレって、
「お母様・・のこと?」
「そんな名称で呼ぶんじゃねぇ、」
目が、いつものあの甘々で綺麗な瞳が真っ黒に曇ってく。
この親子って・・
さくらちゃんの事に加えて、総長様の事もすごく心配になってきた。
そんな時、
「総長!、今連絡入って、見つけたそうっす!さくらさんのGPSも連動してるから間違いないっすよ、」
私を乗せてきてくれた人がスマホを翳してそう叫んでる。
「すぐ行く」
総長様は、私の腕を離すとバイクのエンジンをかけた。
「どうせ、顔、知られてるなら、どこに居ようと同じじゃない。」
「あ?」 爆音のせいで私の声は消し去られたかもしれない。
でも、
「私も危ないって言うんだったら、側にいて守ってくれればいいじゃないですかっ!」
そう言って無理やり、総長様のバイクの後ろに乗り込んだ、
「は!?ばか、何やっ、」
「総長!」
他のお仲間さん達からのせかす声に
「ちっ!」
と舌うちをうって、バイクを走らせた総長様、後ろにはもちろん私を乗っけて。